2022年1月に県内で発生した地震の影響で湯量が減少していた竹田市の温泉が約3カ月ぶりに再開しました。
北九州市から来た利用客インタビュー
「もう一言、復活してよかった。」
宇佐市から来た利用客インタビュー
「久しぶりに復活して泡のつきも前のようになってよかった。」
竹田市久住町にある七里田温泉館の下湯(したんゆ)。約3カ月ぶりの営業再開です。
七里田温泉館 大津真二代表取締役インタビュー
「この雨の状態でもお客さんが朝から来てくれてひとつ安心している。」
竹田市でも震度5強を観測した1月の地震の後から湯量が激減しました。
七里田温泉館 大津真二代表取締役インタビュー(2022年1月撮影)
「湯量がパイプからいっぱい出てたのがもう出ない。(普段の)10分の1です。」
休業せざるを得ない状況でしたが、数カ月経ってその原因が分かってきました。
七里田温泉館 大津真二代表取締役インタビュー
「湯垢とか色んなものが月日が経つと付いてくる。それが下に落ちていってだんだんそれが重なって出が悪くなった。」
大津さんによりますと源泉が流れる地上まで続くパイプに蓄積された湯垢が地震によって崩れ落ちました。
それが、源泉の通り道をふさいだことで湯量が減少したということです。
再開初日は、オープン開始と同時に県内外から下湯のファンが押しかけました。
北九州市から来た利用客インタビュー
「直入は炭酸泉でも日本一と言われているけどその中でもこの下湯は一番。体にまとわりつくような泡。これ以上の温泉はない。」
喜ばしい営業再開ですが実は期間限定。
GW明けの5月9日からは、老朽化した施設を改修するため再び休業します。
七里田温泉館 大津真二代表取締役インタビュー
「本当はゆっくり浸かってもらいたいけど、コロナで人数制限もあるので厳しいところもあるので、短時間だけど何とか楽しんで帰ってほしい。」