◆桐光学園6―2桐蔭学園
桐蔭学園のエース山口は初回に先制点をもらうも、その裏、二回とピンチの連続。結局1回2/3を5失点で降板となった。
準決勝は登板せず、万全で迎えたはずの決勝での不調に、「桐光の針谷投手がいいのは意識していた。初回で失点してしまい修正できなかった。他のピッチャーがいいリズムでバトンを渡してくれたのに」と悔しがった。
相手に合わせて配球を変える投球が持ち味で、課題は立ち上がりの、特に制球力。決勝は「真っすぐを打ってくると予想して変化球を使っていった」という組み立てだったが、甘くなった球を狙い打たれた。
関東大会、そして夏に向け「今日の試合を反省しつつ、切り替えたい。自分が変わる。もう一回つくり直す」と課題克服を誓っていた。