午後は局地的に雷雲発達 天気急変・落雷・突風に注意 3~5日は晴れる地域多い

2日(月)の全国天気と降水確率

 2日(月)午後も晴れる所が多いが、西日本の一部や東日本、北日本は大気の不安定な状態が続く見込み。急な強い雨や落雷、突風、ひょうに対して注意が必要となる。あす3日(火・祝)も北日本は天気が変わりやすいが、東・西日本は晴れ間が多く快適な陽気となりそうだ。

局地的に雷雲発達

2日(月)の予想天気分布

 きょう(月)は上空に強い寒気が流れ込むため、北日本を中心に大気の状態が不安定となる見込み。中国地方は夕方にかけて、近畿や東・北日本にかけては今夜はじめごろまで、急な強い雨や落雷、竜巻などの激しい突風、ひょうが降るおそれがあるため、屋外での活動や農作物の管理に注意が必要だ。

2日(月)夕方の発雷確率

 関東の雷雲の発生は北部が中心だが、夕方には東京あたりでも空模様が怪しくなるかもしれない。空が暗くなったら、すぐに建物内に入るよう意識しておく必要がある。雨が降った場合は、気温が急に下がる点にも注意が必要だ。

3~5日 晴れる地域多い

2日(月)~5日(木)の予報(天気・気温)

 あす3日(火・祝)午前中は、北日本や北陸で雨や雷雨の所があるが、太平洋側は広く晴れる見込み。北海道はあす夜遅くから4日(水・祝)午前に、再び天気が変わりやすくなるが、東・西日本は晴れて気温が25℃前後まで上がる見通し。5日(木・祝)は北日本を含めて晴天となり、東北以南は昼間は半袖の方が過ごしやすいくらいの陽気となりそうだ。沖縄は、あすは晴れ間があるが、4日以降は曇りや雨の日が多く蒸し暑い見込み。

6~8日 北日本は変わりやすい

6日(金)~8日(日)の予報(天気・気温)

 6日(金)は北の地域ほど晴れるが、南へ行くほと雲が多くなる見通し。7日(土)は前線が通る北日本で天気が変わりやすいものの、8日(日)にかけて西日本を中心に晴れ間がありそうだ。この時季らしい気温で、一年で最も過ごしやすく感じる地域が多い見込み。

(気象予報士・高橋和也)

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