ラグビー盛り上げよう 横浜で7人制大会

 日本ラグビーの発祥の地とされる「横浜カントリー&アスレティッククラブ」(YC&AC、横浜市中区)で3日、「YC&AC日本ラグビー7人制大会」が開かれた。大学生、社会人などの16チームが参加し、関係者や親子連れらが選手の好プレーを楽しんだ。

 大会は初戦でYC&ACと釜石シーウエイブスが対戦し、釜石が26−0で勝利した。シーウエイブスの本拠地・岩手県釜石市は、横浜市と同じく2019年ラグビーワールドカップ(W杯)の開催地。釜石を応援する男性(57)は「チームとともにラグビー人気を盛り上げたい」と笑顔を見せた。

 YC&ACの監督で、ラグビーセクション会長のサイモン・ライアンさんは「質の高いプレーや試合を楽しむ選手の姿にラグビーの素晴らしさを感じてもらえれば」と話していた。

 今年はYC&ACの前身の一つであるラグビー団体「横浜フットボールクラブ」の設立150周年にも当たる。2日には記念式典が開かれ、前日本代表ヘッドコーチのエディー・ジョーンズ監督も出席した。

 

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