県内２０軒の沖縄そば店を巡る第５回沖縄そばスタンプラリー（沖縄そば発展継承の会主催）で全店制覇した参加者を表彰する「沖縄そばじょーぐー認定証授与式」が３日、那覇市ぶんかテンブス館で行われた。期間中、最も多く沖縄そばを食べた人に贈られる「親方（うぇーかた）」の称号は、４カ月の期間で対象店を７巡し、過去最多の１４６食を食べた那覇市の自営業、仲吉朝得さん（５６）が受賞した。仲吉さんの「親方」受賞は２年連続。 仲吉さんは沖縄そばを食べに行って授与式に遅刻するという沖縄そばじょーぐーぶりを発揮し、参加者を笑わせた。
仲吉さんは昼食に沖縄そばを食べるのが習慣化しており、１４６食という記録を「１日１食でも１２０食になる。多いとは思わない」と当然のように受け止めた。「逆に言うと、これ以上は減らせない。ぜひ来年は別の人が『親方』を取ってほしい」と、新たな猛者の登場を願った。
