スーパーの棚から消えたフリーレンジ・エッグ 鳥インフルでニワトリもstay home

イギリスでは当分のあいだフリーレンジ・エッグ(放し飼いのニワトリが産んだ卵)を買うことができなくなった。理由は鳥インフルエンザの発生で、養鶏農家が全てのニワトリを屋内に移動させたからだという。「イブニング・スタンダード」紙が伝えた。

スーパーマーケットは、「フリーレンジ・エッグス」を「バーン・エッグス」(納屋の卵)に変更し、卵のボックスに新しいラベルを付けることになった。そのため、フリーレンジの卵のみを販売する方針をとっていたセインズベリーズやモリソンズなどの一部のスーパーでは、数年ぶりに「バーン・エッグス」が販売されることに。これは、コロナ禍の陰で今までになく大規模な鳥インフルエンザが発生していたことを受け、ニワトリは屋内で飼育すべしという新しい法律が昨年11月に導入されたため。政府によると、11月から今年2月の間に、鳥インフルエンザの確定症例は100件を超えた。

ちなみに、バーン・エッグスは「屋内で放し飼い」なのだそう。

© 英国ニュースダイジェスト