【新型コロナ】米軍基地の発表、7日間平均数に理解示す 感染者数で横須賀市長「状況分かっている」

定例会見で米軍基地内での感染状況を説明する上地克明市長

 在日米軍基地における新型コロナウイルスの新規感染者数の公表が日ごとではなく7日間の平均数となっていることについて、横須賀市の上地克明市長は13日の定例会見で「米海軍横須賀基地とは連携を密に取り、感染状況は分かっている」と述べ、公表方法について理解を示した。

 在日米軍司令部は基地ごとに7日間平均の新規感染者数を毎週公表してきたが、4月8日からは重症者数と入院者数のみの公表に縮小した。国や県などからの要請を受け、同20日付で在日米軍全体の7日間の平均数という形で公表を再開。今月2日からは、外務省が基地ごとの7日間の平均感染者数を自治体に情報提供し、県がホームページ(HP)で公開している。

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