こんにちは!アウトドア系YoutuberのFUKUです。今回はスノーピークから発売されたアルコールストーブをご紹介したいと思います。今までのアルコールストーブとは少し違った特徴があるので、ぜひチェックしてみてくださいね!
スノーピークのアルコールストーブ「火焔ストーブ コーエン」とは
「火焔ストーブ コーエン」は、スノーピークから初めて発売されたアルコールストーブです!。
ストーブと五徳のセットで7,678円。クッカーセットは15,400円です。
アルコールストーブとしては、なかなかのお値段ですよね。私はクッカーセットを購入しました。
この「火焔ストーブ コーエン」は、赤い炎で小さい焚き火のように楽しめるのが特徴です。
専用クッカーとのコンパクトな組み合わせや、風防と五徳が安定感良く作られているところもポイントじゃないかと思います。
早速見ていきましょう。アルコールストーブ本体とクッカーの蓋はステンレス製。クッカーのポットとカップはアルミ製です。
使用できる鍋の最大径は23cmまで。ストーブ本体には80mlの燃料が入り、最大35分間燃えるそうです。
フタを外すと、中にはパッキンが入っています。穴の数は少なめですね。
ピンセットは蓋をかぶせたり、本体を移動させたりできます。
《火焔ストーブ コーエン 仕様》
- 価格:ストーブ・ゴトクセット:7,678円、クッカーセット:15,400円
- セット内容:ストーブ、ピンセット、ゴトク、ゴトク収納ケース、クッカーセット(ポット、カップ、フタ)、クッカー収納ケース
- 材質:アルコールストーブ本体・クッカーの蓋:ステンレス製、クッカー:アルミ製
- サイズ:ストーブ/φ75×46(h)mm、ゴトク/134×125×95(h)mm、ポット/Φ105×113mm、カップ/Φ115×60mm、フタ/Φ105×7mm
- 収納サイズ:ストーブ/φ75×46(h)mm、 134×95×10mm(収納ケース込み)、クッカーセット/ Φ115×130(h)mm
- 重量:ストーブ/100g、ゴトク/150g、ピンセット/30g、クッカー/310g
- 鍋の最大径:23㎝
- 燃料の容量:80ml
- 燃焼時間:最大35分間
アルコールストーブの風防兼ゴトクを組み立てます
では風防兼ゴトクを組み立てていきます。
まず二つ折りになっているロストルを開きます。平らな面を上にして、付属の3枚の板を取り付けていきます。
パチンと挿し込むことで固定されます。この板は薄いので、手を切らないよう組み立て時は注意してくださいね。
それぞれの板がゆるやかなカーブを描いて合わせて、しっかりと固定されました。
次に十字ゴトクを組み合わせます。向きがあるので注意してください。乗せただけでは固定されないので、少しテンションをかけてはめます。
これで組み立ては完了です!
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正直な感想を言うと、組み立てがやや面倒くさい。ただ風防兼五徳としては、機能性が高そうです。
なぜかというと、前面が開いていてアルコールストーブの出し入れがしやすそうだから。さらに左右はしっかりと壁で守られているので、風防効果も高そう。鍋を置いてもしっかり支えてくれる安定感もありそうです。
クッカーを置いてみるとこんな感じ。
炎とクッカーまでの距離、クッカーと五徳のバランス感、この辺りはさすがスノーピークですね。
目盛も結構細かく書いています。蓋は浅型のクッカーにははまりません。
燃焼力や炎の色をチェック!赤く美しい炎が特徴
それではいよいよ火を付けてみます。
こちらのアルコールストーブには、専用のバイオエタノール燃料が販売されていますが、私が行ったお店ではすでに売切れでした。
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説明書では、専用燃料以外は安全性が保障できないため使用不可となっています。また一般的なエタノール主体の燃料を使うと、青い炎が出るので、このアルコールストーブ本来の目で見て炎を楽しむという特徴が損なわれるそうです。
今回は普通の燃料アルコール(メタノール主体)を自己責任で使用します。
40秒くらいで本燃焼となりました。立ち上がりはそんなに悪くありません。
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燃え方がとても綺麗ですね。品があってきれいな燃え方です。これだけ燃えていれば実用面でも問題なく使えると思います。
20mlの燃料を全開で燃やすと約9分間燃えました。
次に市販のバイオエタノールを使って、炎の色合いが違うかどうか試してみます。
やはりバイオエタノールの方が炎が赤い。綺麗ですね~。確かに小さな焚き火みたいだ。
専用のフタを被せると弱火として使うこともできます。
火を消す時は蓋を裏返して被せて、20秒待つことで完全に消えます。
アルコールストーブで炊飯&湯沸かしをしてみます
これからご飯を炊いてみます。
風防もチェックしてみましょう。横から風を当ててみます。
強風だとそれなりに影響は受けますね。
吹きこぼれてきので弱火にします。とろ火のような火力調整はできません。
ご飯が炊けました!残った燃料でお湯を沸かしてフリーズドライのカレーも作りました。
スノーピークの炎を眺めながらいただきました。
スノーピークのアルコールストーブの特徴まとめ
最後にスノーピークのアルコールストーブの特徴をまとめます!
- 組み立ては慣れるまでやや面倒
- 赤くきれいな炎を鑑賞できる
- 燃え方は充分で、実用的に使える
- 火力調整で弱火にできる(とろ火はできない)
- アルコールストーブの出し入れがしやすい
- 強風には影響を受けるが風防効果はある
- 専用燃料を使うところがややネックになる
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8本の火柱で真ん中が赤く光ってとても綺麗でしたね。でも私のようにアルコールストーブが好きな人にとっては、燃料が限られちゃうのがネックかもしれません。卓上暖炉のように炎を眺めるというコンセプトに魅力を感じる人には、楽しくて良いと思います。
スノーピークのアルコールストーブは、実用性と見た目の美しさが両方欲しい人におすすめ!
炎を目で見ても楽しむことができる、スノーピークのアルコールストーブ。実用性もばっちりなので、実用性と見た目の美しさを兼ね備えたアルコールストーブが欲しい人におすすめです。気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。