初夏の風物詩 しらすの天日干し 大分

杵築市では、初夏を感じさせるしらすの天日干しが始まっています。

水揚げされたイワシ類の稚魚、しらすは、ボイルしてから機械を使って半分乾燥させます。

その状態が「しらす干し」と呼び、特に関西地方では水分が残ったこの状態で食べられることが多いそうです。

さらに、屋外でシートの上に手作業で広げ、天日干しにすると、「豊後別府湾ちりめん」になります。

天日干しをすると栄養価が増し、保存期間も長くなるそうです。

高橋水産 高橋 渉専務取締役
「丁寧に天日干しすることによって、とても美味しいちりめんが出来ていますのでご賞味ください。」

ちりめんの生産は8月にかけて本格化し、県内外の食卓に上ります。

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