横浜・中区の賭博店で常習賭博容疑 男女2人逮捕 パチスロ機搬入や修理担当か

伊勢佐木署

 神奈川県警生活保安課と伊勢佐木署は17日、常習賭博の疑いで、ともに横浜市南区吉野町3丁目に住む無職の男(49)と女(30)の両容疑者を逮捕した。

 逮捕容疑は、ほか数人と共謀して昨年6月28日~9月27日、同市中区福富町西通の雑居ビル5階の賭博店「エイト」で、不特定多数の客にパチスロ機を使用した賭博をさせた、としている。男は「関係ない」、女は「全く知らない」と、ともに容疑を否認している。

 県警によると、店は2019年6月に営業を開始し、昨年9月までに約7億円の利益を得ていたとみられる。2人はパチスロ機の搬入や修理などを担当していたという。

 この事件では、昨年9月と11月に同店の経営者ら男7人が同容疑で逮捕され、その後起訴されるなどしている。また県警は、昨年11月~今年1月、客の男性6人を賭博容疑で、2月には同店の従業員だった男女4人を常習賭博容疑でそれぞれ書類送検していた。

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