キャンプでも使えるポータブル電源とソーラーパネルを販売するブランド、「Jackery(ジャクリ)」。今回は大容量・高出力のジャクリ新製品の実物を見てきました!キャンプ以外にも、日常使いや災害時の備えとしても使えるので、チェックしてみてくださいね。
ジャクリ新製品「Jackery Solar Generator 2000 Pro」とは
ジャクリ新製品「Jackery Solar Generator 2000 Pro」は、ポータブル電源とソーラーパネルがセットになった製品。
従来製品より大容量・高出力を実現しており、さらに充電時間もかなり短くなっています。今回は、ジャクリ新製品の特徴からアップデートした内容、キャンプや災害時にはどのくらい使えるのかまで、詳しくご紹介していきます!
ジャクリ新製品「Jackery Solar Generator 2000 Pro」の特徴
従来製品よりさらにパワーアップした「Jackery Solar Generator 2000 Pro」。まずはどんな特徴があるのがご紹介します。
1) ソーラー急速充電
一番のポイントは「ソーラー急速充電」。SolarSagaアダプターを通して Solar Saga 200を6枚同時に接続することで、最速2.5時間以内で100%まで充電することが可能。この充電時間はジャクリ製品の中でも最速なんです!
さらにコンセントを使用するAC充電では、約2時間程度と高速で100%まで充電することが可能です。これだけ早く充電できるとキャンプや災害時など、様々なシーンで活躍してくれそうですね。
2) さらなる大容量・高出力を実現
「Jackery Solar Generator 2000 Pro」は、容量2160Wh、定格出力2200Wと、従来製品よりも大容量・高出力を実現。
写真のように、冷蔵庫、IH機器、炊飯器など複数の家電を同時に使うことができるんです!
これだけの容量があれば、ほとんどの電化製品の使用が可能。アウトドア・車中泊・DIYや、災害時の電源確保に活用でき、さらにソーラーパネル「Jackery SolarSaga 200」を接続することで、コンセントがなくても太陽光で充電することができます。
3) 優れた静音設計
ジャクリ新製品「Jackery Solar Generator 2000 Pro」は、優れた静音性も実現。出力時のファンの回転音は、53デシベル未満です。
私も実際に使用時の音を確認してみましたが、屋内でもほとんど気にならない程度でした!キャンプでも自然の音を楽しみながら使えるのは嬉しいですね。
4) 環境に優しい
太陽光発電ができるため、二酸化炭素削減に貢献できるのも魅力の一つ。
個人で太陽光発電をするのはハードルが高く感じる人もいるかもしれませんが、ジャクリのソーラーパネルなら家庭内でも使いやすく、環境に優しいエコライフを可能にしてくれます。
5) コンパクト設計で持ちやすい
ジャクリ新製品は大容量バッテリーを搭載しながら、重量は約19㎏とコンパクトなところもポイント。
手で持てる重さのため、家の中でも移動させやすく、車でキャンプに行く人なら様々な場所へ持って行くことができます。
6) セットアップ簡単・スイッチ一つですばやく給電
セットアップはとてもカンタン。スイッチを1つ押すだけで給電を開始し、ソーラーパネルはわずか3ステップでセットアップが完了します。
難しいセットアップがないので、災害時や停電時にもすぐに活躍してくれそうですね。
7) 革新的な折り畳みデザイン
ソーラーパネルは、磁気パッドを使うことですばやく折りたたむことが可能。
ポータブル電源のハンドルも新たに設計され、持ち運びやすい構造になっています。コンパクトに収納できるので、見た目もすっきりしますね。
8) ハリウッドスターからの推薦
大作ハリウッド映画で主演を務める俳優クリス・プラットさんも新製品を絶賛しています。高性能の新製品なので、ハリウッドスターが推薦するのも頷けます。
Jackery Solar Generator 2000 Pro(本体)商品スペックをチェック
次は商品スペックを見ていきましょう。
Jackery Solar Generator 2000 Pro(本体)
まずは本体から。
Jackery Solar Generator 2000 Pro(本体)
- 型番:JE-2000A
- サイズ:W384×D269×H307.5mm
- 重量:約19.5㎏
- 定格容量:2160Wh(リチウムイオン電池)
- 入力ポート
・AC入力:合計1500W
・DC入力:合計1400W - 出力ポート
・AC入力×3:1ポート最大20A/2000W、3ポート合計2200W(瞬間最大4400W)
・USB-A×2:各ポート最大18W
・USB-C×2:各ポート最大100WW
・シガーソケット:12=10A - 付属品:AC充電ケーブル、車載用充電シガ―アダプター、取り扱い説明書、保証書
大きさと重量を「Jackery Solar Generator 1500」と比較すると、以下のように増えています。
大きさ:(1500)W355×D265×H253mm→(2000)W384×D269×H307.5mm
重量:(1500)16㎏→(2000)19.5㎏
私が実物を見た時は、これだけ容量が増えているのに意外とコンパクトだと感じました!大きすぎないので、キャンプなどはもちろん、自宅でもインテリアを邪魔せずに置いておけると思います。
Jackery SolarSaga 200(パネル)
続いてソーラーパネルです。
Jackery SolarSaga 200(ソーラーパネル)
- 型番:JS-200A
- サイズ:展開時 540×2330×25mm、収納時540×615×40mm
- 最大出力:200W
- 定格電圧:18V
- 定格電流:11.12A
- 開放電圧:23.2V
- 短絡電流:11.76A
- 動作温度:-10~65度
- 付属品:接続ケーブル+トランスジャック、収納パック、保証カード
ソーラーパネルは広げると結構な大きさですが、収納時は折りたたんでコンパクトにしまっておくことができます。
製品価格
製品価格はこちら。ソーラーパネルは2枚、4枚、6枚から選べます。
Jackery Solar Generator 2000 Pro+Jackery SolarSaga 200×6枚:768,000円
Jackery Solar Generator 2000 Pro+Jackery SolarSaga 200×4枚:619,000円
Jackery Solar Generator 2000 Pro+Jackery SolarSaga 200×2枚:446,000円
Jackery Solar Generator 2000 Pro:285,000円
安全性・機能性・デザインがアップデート!
続いて、これまでの製品と比べてどんなところがアップデートしているのかご紹介します。
1) 充電ケーブルがスマートに
Jackery Solar Generator 2000 Proは電源部分がポータブル電源本体に内蔵されているため、家庭用コンセントから充電する際の方法がスマートになっています。
ケーブルがシンプルになったことで、家庭用コンセント使用時の見た目もすっきり。
2) デュアルバッテリーチップを搭載
またJackery Solar Generator 2000 Proは、デュアルバッテリーチップを搭載しています。
これは、チップが2つ搭載されていることで、万が一1つのチップに障害が生じても、もう一方のチップが起動することで、システムのセキュリティを確実に保護ことができる仕組み。
安全性がアップデートしたことで、容量が大きくなっても安心して使うことができますね。
3) 4つの温度センサーを搭載
安全面のアップデートはもう一つ。4つの温度センサーが、充電時の温度を監視してくれるシステムです。
これまでもバッテリーを保護する機能は搭載していましたが、容量の増加に合わせて、制御・監視システムをさらに向上させたのだそう。
本体が過剰に熱くなるなどの異常事態をすぐに察知してくれるので、安全に対応することができます。
4) 高級感のある新デザイン
さらにデザインもアップデート。カリフォルニアデザインのインスピレーションを受けて生み出された新デザインです。
ブランドカラーのオレンジと高級感のある質感で、どんな場所にも似合うカッコいいデザインですね!
5) モニターディスプレイのアップグレード
モニターもポータブル電源1500と比較し、よりシンプルで分かりやすくアップグレードしています。
具体的には、充放電時間表示の最適化、表示アイコンの更新、故障コードの表示が追加されています。
6) ライトが新搭載
Jackery Solar Generator 2000 Proでは、フロント部分に新しくライトが搭載。これは要望が多かったため、今回新搭載されたのだそう。
停電時や夜のキャンプ時などにあると便利そうですよね。実物を見ると、とても明るく、真っ直ぐに伸びる光なので、想像以上に広範囲を照らしてくれそうだと感じました!
7) 周波数の自動切替に対応
Jackery Solar Generator 2000 Proでは、出力周波数50/60Hzの切り替えにも対応。
自動的に判別して50/60Hzに切り替える自動切替のほか、AC出力ボタンを長押しすることで手動切替も可能です。
バッテリー容量はどれくらい?キャンプでの使用例も紹介
では、実際にどのくらいの容量があるのでしょうか。キャンプでの具体的な使用例を、ジャクリジャパンマーケティング担当の平松さんに伺いました!
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よろしくお願いします。
連泊キャンプでも使える!
実際のキャンプでは、どのような家電に使えるのでしょうか。
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例えば、お昼ご飯を手軽に作りたい時や、お子さんがいて火が危ない時は、ホットプレートやタコ焼き器などが便利。大体1000Wほど消費しますが、残り1000Wほど使えるため、照明や扇風機、ドライヤーなどの家電も使用できます。
いつものキャンプも、家電を使うことでより過ごしやすくなりそうですね!さらに使い方によっては連泊での使用も可能なのだそう。
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IH製品や電気ヒーター系を使うと1泊程度ですが、照明やスマホの充電程度であれば3~4泊くらい使えますよ。
消費電力の高い家電を使いたい人や、連泊をしたい人にはJackery Solar Generator 2000 Proがぴったりですね!
夏の簡易冷房器具、冬の電気毛布にも使えてキャンプが快適に!
さらに、暑さや寒さの対策にもおすすめです。
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夏場にはスポットクーラーも使えます。製品にもよりますが、冷房系は大きく消費しないため、20~30時間くらい使えるものもあると思います。冬は、電気毛布を一晩余裕で使えます。私も実際にキャンプで使用しましたが、とても快適でしたよ。
冷房や暖房が使えることで、どんな季節でもより快適にキャンプを楽しめますね。
家電別の使用時間
最後に、よく使う家電の消費電力と、使用可能時間をまとめました。
キャンプや日常、災害時にも使える、高性能ポータブル電源
ジャクリ新製品「Jackery Solar Generator 2000 Pro」は、パワフル&高機能な製品になっているので、お値段も結構な金額…。
でも実際にどれくらい使えるかというと、0~100まですべて使い切ることを1サイクルと考えて、1000サイクル使っても、容量は80%程度までしか減らないのだそう。
1000サイクルというと、仮に年間20回キャンプに行って毎回容量すべて使い切る計算で、50年使っても電池容量は80%ということになるので、価格に見合う価値は十分にあると思いました!
さらに災害時に備えて購入する場合も、普段から使っておくことがおすすめ。高価なものなので、災害時にしか使わないのはもったいないですよね。普段から使い慣れておくことで、緊急時にもすぐに使用することができますよ!
キャンプや自宅、災害時にも使える、大容量のJackery(ジャクリ)のポータブル電源。気になる方はぜひチェックしてみてくださいね!
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