5月15日に告示された珠洲市長選挙には、現職の泉谷満寿裕(いずみや・ますひろ)氏(58)、新人の小谷内毅(こやち・たけし)氏(61)の無所属2名が立候補しました。投票は5月22日に行われます。
今回は泉谷市政の是非、地域経済の活性化策、交流人口の拡大、移住の促進などが争点と考えられます。
初心に戻り、さらに珠洲市を大きく前に進める変革を 泉谷氏
泉谷氏は早稲田大学政治経済学部卒業。野村證券株式会社勤務、家業の菓子店経営を経て、2006年の珠洲市長選挙に初当選、今回は5期連続当選を目指しての立候補となります。
泉谷氏は以下の政策を掲げました。
・地域振興を目指し、2023年に奥能登国際芸術祭を開催
・奥能登2市2町と県の連携による能登北部周産期医療センターの整備促進
・生活の利便性の向上のためのデジタル化推進や買い物支援
・産婦人科医不足の解消
新しい珠洲を、市民とともに一緒に歩みたい 小谷内氏
小谷内氏は石川県立飯田高等学校卒業。1991年から珠洲市議を通算4期務めました。
小谷内氏は以下の政策を掲げました。
・森林資源を生かしたエネルギー政策の推進
・耕作放棄地の解消
・官民連携による美化活動の促進
・行政サービスの見直しおよび拡充
・若者や女性が参加しやすい選挙の実現