カターレ 高岡で藤枝戦 22日に天皇杯1回戦

PK戦に備えて練習する選手ら=北陸電力総合運動公園

 サッカーの第102回天皇杯1回戦で、富山県代表のJ3カターレ富山は22日午後1時から、高岡市の高岡スポーツコアで静岡県代表のJ3藤枝と戦う。石崎信弘監督は「積極的にボールを奪いにいく。同じカテゴリーのチームなので負けたくない」と意気込む。

 カターレは天皇杯出場を懸けた8日の県選手権決勝で、富山新庄クラブに延長の末、1-0で辛勝した。公式戦は9試合を終えて4勝1分け4敗と波に乗り切れていないものの、前節のYS横浜戦は今季最多の5点を奪って大勝。得点はリーグ最多を誇る一方、失点は16と3番目に多く、守備の連係が鍵を握る。

 藤枝は4勝2分け3敗で7位につける。4月の第6節の対戦では、FW吉平とMF姫野のゴールでカターレが2-0で勝利した。

 チームは21日、富山市草島の北陸電力総合運動公園で最終調整を行い、セットプレーの戦術などを確認した。古巣対決となるMF安藤は「選手間でしっかりと声を掛け合って連係し、絶対に勝ちたい」と話した。

 カターレは1回戦で勝てば、6月1日にノエビアスタジアム神戸で行われるJ1神戸との2回戦に進む。

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