金山・太郎布高原、初夏彩る薄紫色　自生アザキダイコン花広がる

　金山町の沼沢湖に近い太郎布（たらぶ）高原で自生するアザキダイコンが淡い紫色の花を咲かせ、高原の初夏を彩っている。

　野生のダイコンとして知られるアザキダイコンは辛みが特徴で、そばの薬味として好まれる。訪れた人たちは高原に広がる"紫色のじゅうたん"をカメラなどに収めている。

　22日は町中央公民館主催の町民ウオーキングが行われ、参加者がアザキダイコンの花を眺めながら散策を楽しんだ。花の観賞などについて問い合わせは町観光物産協会（電話0241.42.7211）へ。