Rソックス・ストーリーとマーリンズ・アルカンタラが週間MVP

日本時間5月24日、メジャーリーグ機構はレギュラーシーズン第7週の週間MVPを発表し、アメリカン・リーグはトレバー・ストーリー(レッドソックス)、ナショナル・リーグはサンディ・アルカンタラ(マーリンズ)が選出された。ストーリーはロッキーズ時代に4度受賞しており、自身5度目の受賞。レッドソックスからの選出は昨年7月のキケ・ヘルナンデス以来である。一方、アルカンタラは初受賞。マーリンズからの選出は昨年6月のスターリング・マルテ以来、投手に限ると2017年6月のエディンソン・ボルケス以来となった。

ストーリーは7試合に出場して打率.360(25打数9安打)、1二塁打、6本塁打、14打点、2盗塁、出塁率.452、長打率1.120、OPS1.572の大暴れ。日本時間5月20日のマリナーズ戦では自身2度目の1試合3本塁打をマークしてレッドソックスの球団記録に並び、3本塁打の試合で盗塁を記録したのは二塁手としてはメジャー史上初の快挙だった。また、翌日の試合では満塁本塁打を放ち、3本塁打の翌日に満塁本塁打を打つのは2001年のジェロミー・バーニッツ、2002年のサミー・ソーサに続いてメジャー史上3人目の快挙。2試合のスパンで4本塁打と11打点を記録した球団史上4人目(5度目)の選手となった。

アルカンタラは2試合に先発して17イニングを投げ、2勝0敗、防御率0.53、12奪三振の好成績をマーク。日本時間5月23日のブレーブス戦では今季最多の115球を投げ、自身4度目の完投勝利(3失点だが自責点は0)を挙げた。2試合のスパンで17イニング以上を投げ、自責点1以下かつ被安打9以下に抑えるのは昨年9月に続いて自身2度目。アルカンタラを除くと、マーリンズの投手では2005年4月のドントレル・ウィリスが最後である。直近3先発では平均8イニングを投げて防御率0.75と安定したピッチングを見せ、今季の防御率は3.03から2.11まで大幅に向上している。

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