青もみじが美しい京都の寺社を紹介する「京都青もみじ散歩」。
第3回は、京都市左京区にある「南禅寺(なんぜんじ)」です。
南禅寺は、正応4年(1291)に創建された臨済宗南禅寺派の大本山のお寺。
足利義満が定めた京都五山では「五山之上」に置かれ、「日本で最も格式の高い禅寺」とされています。
入口に建つ三門を超えると、参道の両サイドに鮮やかな青もみじが広がっていました。
木の根元の苔も生き生きしていますね。
青もみじを楽しみながら境内の奥に進んでいくと、何やらレンガ造りの大きな建物が現れました。
これは「水路閣(すいろかく)」といい、琵琶湖疏水の水路橋として明治21年(1888)に建てられたもの。
よくドラマの撮影にも使用されているので、見たことがある方もいらっしゃると思います。
水路閣の中央に空いている穴に入り、写真を撮るのがここの定番。
趣のある写真が撮影できるのでオススメですよ!
広大な境内に広がる青もみじとレトロな水路閣が美しい南禅寺。
みなさんもぜひ訪れてみてくださいね。
- 京都市左京区南禅寺福地町86
- 時間:境内は24時間散策可能
- 拝観料:境内自由
- 公式HP:https://www.nanzenji.or.jp/