アニメーション監督・湯浅政明の脳内に迫る!「湯浅政明のユリイカな日々」本日発売

「映像研には手を出すな!」「夜は短し歩けよ乙女」などで知られるアニメーション監督・湯浅政明氏のロングインタビューをまとめた書籍「湯浅政明のユリイカな日々」が、本日5月25日に発売された。

「マインド・ゲーム」「ピンポン THE ANIMATION」「日本沈没2020」、最新作の「犬王」など、映画、テレビ、配信とさまざまな場で自身のアニメーション表現を追求してきたクリエーター・湯浅氏の脳内に迫った内容となっている。

本書では、子どもの頃の思い出や「クレヨンしんちゃん」などに携わったアニメーター時代、監督として話題作を次々と発表し続けている現在に至るまでの歩みをひもときながら、その独創的なイマジネーションの原点にあるもの、発見と挑戦の日々、その演出術の秘密を解き明かしている。

「ぴあ」アプリ版でのロングインタビュー「挑戦から学んだこと」に加筆、新企画を加えて書籍化。湯浅監督本人によるカバーイラスト、中面イラストやパラパラ漫画なども楽しめる、遊び心が詰まった1冊に仕上がった。構成・文は映画ライターの渡辺麻紀氏が担当している。

【本書の内容】

■スタートはアニメーターから。大きな財産にもなった「クレヨンしんちゃん」
■アニメーターから監督へ。「マインド・ゲーム」で得たものと見えてきた課題
■「四畳半神話大系」あっての「夜は短し歩けよ乙女」
■子ども向けを意識した「夜明け告げるルーのうた」と音楽の重要性
■初めてのNetflix作品「DEVILMAN crybaby」での“挑戦”
■ストレートなラブストーリーを目指した「きみと、波にのれたら」
■作り手の“ワクワク感”が視聴者にも伝わった「映像研には手を出すな!」
■新たな挑戦でもあり集大成となった最新作「犬王」 ほか

【プロフィール】

湯浅政明(ゆあさ まさあき)
アニメーション監督。1965年3月16日生まれ。福岡県出身。映画「マインド・ゲーム」(2004年)で長編監督デビュー。以降、映画「夜明け告げるルーのうた」(17年)では、アヌシー国際アニメーション映画祭で最高賞にあたるクリスタル賞を受賞。映画「きみと、波にのれたら」(19年)では上海国際映画祭 金爵賞アニメーション最優秀作品賞、シッチェス・カタロニア国際映画祭最優秀アニメーション長編映画賞を受賞した。そのほかの主な作品に、テレビアニメ「ピンポン THE ANIMATION」(14年)、「映像研には手を出すな!」(20年)、映画「夜は短し歩けよ乙女」(17年)、Netflix配信作「DEVILMAN crybaby」(18年)、「日本沈没2020」(20年)などがある。最新作「犬王」が5月28日に公開。

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