【YSCC横浜】仲田建二監督が辞任 今季未勝利で最下位低迷「期待に応えられていない」 後任に星川敬氏

辞任が決まったYSCCの仲田監督(左)

 J3のYSCCは25日、仲田建二監督(48)が辞任すると発表した。成績不振を理由に本人から申し出があったという。後任はサッカー女子、INAC神戸の監督を今季限りで退任した星川敬氏(45)に決まった。チームは現在、2分け7敗の最下位に低迷している。

 仲田氏はクラブを通じ、「現時点で(昨年の成績を上回る)目標にはほど遠く、皆さまの期待に応えられていない。その責任を強く感じている」などとコメント。星川氏は「まだ発揮できていない選手のポテンシャルをいかに引き出すかによって、より良いシーズンになる可能性がある」との談話を出した。

 今季就任の仲田氏については、今月3日に体調不良のため療養するとクラブが発表。三枝寛和ヘッドコーチ(41)が指揮を執っていた。

 東京都出身の星川氏は現役時代にV川崎でプレー。引退後はサッカー女子の日テレや欧州リーグで指導者の経験を積み、2021年にINAC神戸の監督に就任してWEリーグ初代女王に導いた。

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