速度取り締まり中 バイクを停止する素振りも脇を走り去って警官に接触 けが負わせそのまま逃走 容疑の男逮捕

 神奈川県警座間署は25日、公務執行妨害と傷害、道交法違反(ひき逃げ)の疑いで、愛川町中津、会社員の男(29)を逮捕した。 

 逮捕容疑は、4月29日午前7時25分ごろ、海老名市上郷の市道でオートバイを運転し、停止を求めた同署交通課の男性署員(33)に接触して右脚に全治2週間のけがを負わせ、そのまま逃走した、としている。「けがをさせたかどうかは分からない」と供述し、容疑を一部否認している。

 署によると、当時現場から約100メートル手前の座間市四ツ谷の市道で、同署による速度違反の取り締まりが行われていた。男のオートバイは男性署員の指示に従い、停止する素振りを見せたが、署員の脇を走り去ったという。

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