大分市が高潮ハザードマップ作成

 高潮による浸水被害に備え、大分市が初めて高潮に特化したハザードマップを作りました。

 「大分市高潮ハザードマップ」は、去年6月、県が高潮の浸水想定区域を公表したことを受けて作成されました。沿岸部を7分割した地図上には、黄色から紫色までの5段階で予想される浸水の深さが示されているほか、過去の高潮被害の事例や、台風が接近する前の対策なども記載されています。

 佐藤大分市長:
「起こった時にどこに避難をするか、行動を確認していただきたい。津波に比べると時間の余裕がある、知識があれば安全を確保できる」

 高潮ハザードマップは、6月1日から、浸水想定区域を含むおよそ7万5000世帯に無料で配布されます。また、マップは来月から市のホームページでダウンロードできます。

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