タイオンの好投でヤンキース4連勝 カーペンターが移籍後初アーチ

【ヤンキース2-0レイズ】@トロピカーナ・フィールド

3連勝中のヤンキースは、先発のジェイムソン・タイオンが8回93球を投げて被安打2、奪三振5、無四球、無失点という素晴らしいピッチングを披露。2本のソロアーチで奪った2点を守り抜き、2対0でレイズを破って連勝を4に伸ばした。好投したタイオンが5勝目(1敗)、2番手のクレイ・ホームズが6セーブ目をマーク。レイズ先発のジェフリー・スプリングスは6回5安打2失点ながら2敗目(2勝)を喫した。

ヤンキースは3回表無死1・2塁の先制機を逃したものの、4回表先頭のグレイバー・トーレスが左中間への8号ソロを放って先制。一死後、前日にチームに加わったばかりのマット・カーペンターにも1号ソロが飛び出し、2点のリードを奪った。タイオンは最初の4イニングをパーフェクトに抑え、8回93球を投げて許した走者は2人だけ。最終回は2番手のホームズが三者凡退に抑え、試合を締めくくった。

正三塁手ジョシュ・ドナルドソン、大砲ジャンカルロ・スタントン、守護神アロルディス・チャップマン、救援右腕ジョナサン・ロアイシガなど故障者が続出しているヤンキースだが、今日を含めた直近3試合でわずか2失点(うち2試合は完封勝ち)という投手陣の頑張りによって同地区ライバルのレイズに連勝。貯金は今季最多の20となり、2位レイズに6.5ゲームの大差をつけてアメリカン・リーグ東部地区の首位を快走している。

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