来週にかけて 広範囲で気温の変動大きく 低温に関する早期天候情報

 北日本~九州は、先週中ごろから気温が高くなった地方があり、特に29日(日)は関東で35℃以上の猛暑日となるなど厳しい暑さに見舞われた。あす31日(火)も、四国や九州は気温がかなり高くなる見通し。

 一方、東海や関東甲信、北日本は、気圧の谷や冷たい空気の影響を受けやすく、今後は気温が平年並みか低くなる見通し。特に、6月5日(日)ごろからの5日間ほどは、北陸や西日本を含めた広い範囲で、気温が平年よりかなり低くなる可能性があり、気温の変動が大きくなりそうだ。このため、気象庁は北海道のオホーツク海側、東北~九州南部にかけての地方に「低温に関する早期天候情報」を発表し、農作物の管理等に注意するよう呼びかけている。

早期天候情報とは

 原則として毎週月曜日と木曜日に、情報発表日の6日後から14日後までを対象として、5日間平均気温が「かなり高い」もしくは「かなり低い」となる確率が30%以上、または5日間降雪量が「かなり多い」となる確率が30%以上と見込まれる場合に発表される。

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