崎陽軒と横浜市、無印良品がコラボ弁当 食品ロス削減へ シウマイ生産時の余り食材など活用

4~12日に販売される「横浜市×崎陽軒『もったいない』を見直そう弁当」(崎陽軒提供)

 崎陽軒(横浜市西区)は6月4~12日の間、「横浜市×崎陽軒『もったいない』を見直そう弁当」を数量限定で販売する。同市、「無印良品」を展開する良品計画(東京都)との連携企画。「シウマイ弁当」などの生産工程で発生した規格外や余った食材を活用し、食品ロス削減につなげる。

 おかずには、定番商品「昔ながらのシウマイ」の生産時に余るあんで作った「シウマイメンチカツ」、形や大きさが規格外の鶏の唐揚げなどを入れた。3者で連携し、容器や包材などの“脱プラスチック”にも取り組んだ。

 価格は830円。崎陽軒本店ショップと、港南台バーズ地下1階「無印良品」で販売する。生産時の余剰状況によって1日の販売個数が変動するという。

 崎陽軒の担当者は「食品ロスなどの取り組みを知ってもらい、地元で広めていきたい」と話している。

© 株式会社神奈川新聞社