TBS系では7月13日に「WBO世界スーパーフライ級タイトルマッチ 井岡一翔×ドニー・ニエテス」（午後9：00）を生中継する。
今回で5度目の防衛戦となる「日本人初世界4階級制覇」のWBO世界スーパーフライ級王者・井岡一翔選手と、同級1位で「世界4階級制覇」の挑戦者・ドニー・ニエテス選手（フィリピン）が激突。王者・井岡にとっては、かねて熱望する王座統一戦の実現に向けて負けられない一戦となる。さらに、ニエテス選手とは、2018年の大みそかに4階級制覇を懸けて戦い、惜しくも敗北。今回の一戦は因縁の相手とのリベンジマッチでもある。
井岡選手は2019年6月に日本人初となる世界4階級制覇を成し遂げ、日本ボクシング界の歴史に新たな1ページを刻んだ。同年大みそかには無敗最強挑戦者・ジェイビエール・シントロン選手（プエルトリコ）を退けて初防衛を飾り、その翌年の大みそかには、最強の挑戦者「世界最速3階級制覇」の田中恒成選手を圧倒するなど、これまで4度の防衛を果たしてきた。「世界的なボクサーになりたい」と言う井岡選手はさらなる高みを目指す。
一方、挑戦者・ニエテス選手は18年に井岡選手との王座決定戦で判定勝ちし、4階級制覇を達成。一度はベルトを返上したが、40歳になってもそのスピードとタフネスさは衰えず、WBO世界スーパーフライ級王座返り咲きを狙う。両者がいるスーパーフライ級は世界的なビッグネームが顔をそろえるカオス状態。この試合は世界が注目する戦いとなる。
