【薬王堂HD】“健康チェック”サービスの利用者急増/5月に1〜4月平均の3440人から50%増の5279人に

【2022.06.02配信】薬王堂ホールディングスは、同社子会社の薬王堂全店舗で実施中の健康チェックサービスについて、5月の月間累計受検者数が5379人に到達したと公表した。1月〜4月の平均受検者数は3440人で、5月はその50%増と急増した。同社では健康に対する意識の向上から気軽な健康チェックが定着してきたとしている。

薬王堂ホールディングス子会社の薬王堂は、東北6県に362店舗のドラッグストアを展開している。

薬王堂全店舗で実施中の健康チェックサービスで、5月の月間累計受検者数が5379人に到達した。
2022 年 1 月以降は平均して 3500 人に迫る受検者数だったが、5月に月間累計受検者数が初めて 5000人を超えたという。同社では、「より一段と気軽にご自身の健康状態を把握するという習慣が広まっていくことに期待している」としている。

健康チェックサービスは現在、血液中の血糖、コレステロール、中性脂肪、血液中の亜鉛、アルブミン、マグシウム 、口腔中の酸性度、ヘモグロビン量のラインナップで実施している。健康になるためのきっかけを作り、その後の行動変容を促すことを目的に、同社が2021年8月26日より開始したもの。検体採取は顧客自身が行うが、スタッフが立ち会うため安心して測定が可能としている。また、アプリ「KOMPASU」を活用することで、健康チェックの検査キットを撮影し、すぐに結果を評価できる。

なお、利用者からは次のような声が寄せられているという。
・「コンパスアプリで今回の結果を見返せるところがいい。」
・「普段からコレステロール値を気にしていて、病院の検査でも高めの結果で、今回の健康チェックでも高めだったので納得した。」
・「お口の中が気になって実施したが、結果がすぐ出て満足。しばらく歯医者に行ってないので、行くきっかけになった。」
・「亜鉛やググシウム を初めて検査をしてみて興味を持った。」
・「こんなに簡単にできるならお友達にも紹介するし、また1ヶ月後に来て検査したい。」

薬王堂ホールディングスは「東北から世界の健康をデザインする」を新ビジョンとし、東北地方の課題を今後の日本、さらには世界の社会課題と捉え、子会社の株式会社薬王堂の店舗、およびMedica株式会社の異業種とのコラボスーションから生じるビッグデータを用いて課題解決を通じたSDGsの実現を目指している。

© 株式会社ドラビズon-line