えちごトキめき鉄道取締役会 専務に県OB藤山氏 株主総会推薦へ 意思決定を迅速化

 えちごトキめき鉄道(本社・上越市東町)は2日、取締役会を開き、専務に県OBで前病院局長の藤山育郎氏(63)を推薦することを決めた。28日開く株主総会の議決を経て同日付で就任する予定。鳥塚亮社長(61)は続投し、2人の常務取締役は退任する。
 同社は経営企画部と総務部を統合する組織再編も行う方針で、藤山氏が管理部門を統括する。管理部門の意思決定過程をスリム化、迅速化することで経営効率を向上させる。
 藤山氏は1986(昭和61)年県入庁。東京事務所長、福祉保健部長を経て2020年4月から22年3月まで病院局長を務め、定年退職した。

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