神奈川・三崎漁港内の二町谷埋め立て地(三浦市三崎5丁目)の整備が徐々に進んでいる。多目的活用を目指す用地側には「海の玄関口」となる浮桟橋が2カ所に設けられ、水産関連施設の用地も唯一残っていた部分の活用が決まった。長年の懸案だったエリアを拠点とした地域振興が期待されている。
同埋め立て地は多目的活用事業用地(約7ヘクタール)と水産関連施設事業用地(約1.6ヘクタール)に分かれる。
中心となる多目的活用用地側では、北側海沿いの二町谷北公園(約1.2ヘクタール)が3月に完成。周囲の景観と調和するオオシマザクラ、ロシアンハーブ、シャリンバイが植栽され、岩石を打ち割った割栗石や芝生が敷き詰められている。