〈糸魚川おまんた祭り〉規模縮小し実施、コロナ対応 代替で「ミニ市民流し」 7月30日 

 糸魚川おまんた祭り実行委員会(丸山武昭実行委員長)は3日、今夏の令和4年度第46回糸魚川おまんた祭りの概要を発表した。今年は7月30日の土曜日、新型コロナウイルス感染症対策などを踏まえ、昨年に引き続き規模を縮小し実施する。
 例年は中心商店街「ロの字」を舞台に3000人規模で繰り広げられるメーン行事「大市民流し」は今年も行わず、代替企画として駅前ロータリーと駅前通りで、ミニ市民流し「みんなで踊ろうおまんた囃子」を行う。
 同事務局によると、ミニ市民流し「みんなで踊ろうおまんた囃子」は、祭りの象徴である「龍神丸」を駅前ロータリーに設置し盆踊りのやぐらに見立て、市民の輪をつくり踊る。踊り手は先着200人の事前申込制、個人の自由参加とし、各地区・団体等への参加要請は行わない。
 スローガンは「おまんたが主役~絆で魅せる〝わたし〟の夏祭り~」。ミニ市民流しをはじめステージ発表、ゲストライブ、おみちよう花火などの各種催しに加え、いといがわバル街実行委員会との協働企画で「おまんたバル街」が開かれる。
◇能生・早川の花火大会3年ぶり
 糸魚川を代表する夏イベントのうち、能生地域の「能生ふるさと海上花火大会」は8月6日、コロナ感染防止対策のため時間・規模を縮小し実施する。早川地区の「早川大花火大会」も7月16日、コロナ対策を施して実施。いずれも3年ぶりとなる。
 青海地域の「おうみ祭り」は現在、同実行委員会などで実施の可否を含め検討、最終調整している。

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