逗子市議会は6日、2018年6月期の期末手当を当時の新人議員3人に対し、在職期間に応じた減額をせずに誤って満額を支払っていたと発表した。
3人は同年3月の市議選で当選したため在職期間が短く、7割減額の31万1338円とすべきだったが、満額の103万7796円を支給していた。差額の72万6458円の返還を要請したところ3人とも応じる意向を示しているという。
今年3月の市議選を受け、6月期の期末手当を支給するために前回市議選の事務処理を確認したところ、ミスが発覚した。議会事務局は「改選時の注意事項を一部確認せずに事務処理を行ってしまった」としている。
議会事務局が3人に陳謝し、返還を求めたところ、3人は「(過大支給に)気付かなかった」などと話していたという。