7回途中雨天コールドでレッズ快勝 ハンター・グリーン1安打完封

【ダイヤモンドバックス0-7レッズ】7回途中雨天コールド@グレートアメリカン・ボールパーク

レッズ先発の有望株右腕ハンター・グリーンは7回87球を投げて被安打1、奪三振8、無四球、無失点という圧巻のピッチングを披露。レッズがリードを7点に広げた7回裏途中に雨天中断となり、そのまま雨天コールドでレッズが7対0で快勝した。自己最高のピッチングを見せたグリーンは3勝目(7敗)をマーク。ダイヤモンドバックス先発のマディソン・バムガーナーは5回8安打4失点で5敗目(2勝)を喫した。

レッズは初回にブランドン・ドルーリーの10号ソロで先制。2回裏にニック・センゼルがタイムリー、5回裏にはカイル・ファーマーが2点タイムリー二塁打を放ち、リードを4点に広げた。7回裏にはダイヤモンドバックス2番手のテイラー・ワイドナーを攻め、タイラー・スティーブンソンの2点タイムリー二塁打とアルバート・アルモラJr.のタイムリーでさらに3点を追加。アレホ・ロペスのヒットで二死1・3塁となったところで雨天中断となり、その後コールドゲームとなった。

先発のグリーンは初回先頭のドールトン・バーショにバント安打を許したものの、次打者ジョシュ・ロハスを三振ゲッツーに仕留めると波に乗り、その後は走者を1人も出さない圧巻のピッチング。制球難が課題となっていたが、今日は四球を1つも出さず、6回まで毎回の8三振を奪った。7回表は三振を奪えなかったが、わずか5球で三者凡退。7イニング以上を投げて最少打者数で抑え、なおかつ投球イニング数以上の三振を奪った新人投手はメジャー史上初めてだった。グリーンにはメジャー初完投と初完封が記録されている。

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