アストロズが手堅く首位固め バーランダーは奪三振数で現役最多に

【マリナーズ1-4アストロズ】@ミニッツメイド・パーク

ア・リーグ西部地区首位のアストロズが勝利。4回表に先制点を取られたが、その直後に2本のタイムリーで逆転し、8回にはヨーダン・アルバレスの2ランで加点。先発のジャスティン・バーランダーは7回を投げて1失点のみで7勝目(2敗)、ライアン・プレスリーは11セーブ目を挙げて、マリナーズの先発クリス・フレクセンが7敗目(2勝)を喫した。

バーランダーは4回表に一死から3連続で単打を打たれて満塁のピンチを招くが、内野ゴロの間に1点を許しただけで切り抜ける。2回表から7回表までは毎回複数の三振を記録し、計12奪三振の支配的な投球を披露してリーグ最多の7勝に並んだ。通算奪三振は3086に達し、メッツのマックス・シャーザーを抜く現役最多にして歴代17位に浮上した。

先発バーランダーが退くと、直後の8回表には2番手ラファエル・モンテロが3四球を与えて、一死満塁とするが内野ゴロ併殺により無失点で切り抜けた。すると、8回裏にアルバレスが特大2ランでダメ押し。ア・リーグ西部地区を独走するアストロズが着実に貯金を増やし、36勝20敗で2位とのゲーム差は9.5に広がった。

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