青もみじが美しい京都の寺社を紹介する「京都青もみじ散歩」。
第5回は、京都市左京区の大原にある「三千院(さんぜんいん)」です。
三千院は、延暦年間(782〜806)に天台宗の開祖・最澄が創建した古刹。
紅葉の名所として知られ、門前の参道から沢山の青もみじがお迎えしてくれます。
客殿には縁側があり、庭園「聚碧園(しゅうへきえん)」を眺めながら、まったりとした時間を過ごすことができます。
水面に写る青もみじもステキですね。
拝観ルートを進んでいくと、青もみじと苔が奏でる「一面緑」の空間が広がります。
訪れた日の京都は真夏日だったのですが、ここは非常に涼しく、快適に散策することができました。
自然を堪能するのもいいですが、極楽往生院の中に安置されている「国宝・阿弥陀三尊像」もぜひ見ていってください。
迫力のあるステキな仏像を間近で見ることが出来ますよ!
また、池の近くには、「わらべ地蔵」と呼ばれる小さなお地蔵さんが複数いらっしゃいます。
このお地蔵さんはよくポスターなどに使用されているので、見たことがある方も多いのではないでしょうか。
これからの季節は、あじさい苑に植えられている数千株のあじさいが見頃を迎えるため、境内はより一層華やかになります。
青もみじとあじさい、両方楽しめてお得ですね!
新緑の季節にこそオススメしたい三千院。
みなさんもぜひ訪れてみてくださいね。
- 住所:京都市左京区大原来迎院町540
- 時間:9:00〜17:00(通常時)
- 拝観料:700円
- 公式HP:http://www.sanzenin.or.jp/