ボクシングの井上尚弥選手(29)が世界3団体統一戦を制した7日、神奈川県座間市内の井上選手宅が空き巣狙いの被害に遭っていたことが8日、分かった。ブランド品のかばんなどが盗まれたといい、座間署が窃盗事件として捜査している。
署によると、7日午後4時半ごろ、井上選手が住む同市内の一戸建て住宅で侵入を知らせる警報が作動したと、契約する警備会社から110番通報があった。同署員が駆け付けたところ、玄関をこじ開けた痕跡があり、室内にあった高級カバンや貴金属など十数点がなくなっていた。
当時、井上選手が3団体王座統一戦に出場するため、同居する家族は留守だった。同署は、統一戦で留守になる時間帯を見計らって実行した空き巣狙いの窃盗事件とみて調べている。