バスケット男子U―16 石口選手(上越市出身)日本代表に 12日からアジア選手権

 本年度のバスケットボール男子U―16(16歳以下)日本代表に、上越市出身の石口直(すぐる)選手(長野・東海大諏訪高3年)が選ばれた。12日から19日までカタール・ドーハで開かれるU―16アジア選手権大会に出場する。
 同世代のトップチームに名を連ねた(選手12人)。身長180センチ、試合をコントロールする司令塔のポイントガードの役割。ドライブ(ゴールに向かうドリブル)から相手のディフェンスを崩し、味方にパスするプレーを得意とする。相手の守備の状況次第では、そのまま切り込みシュートする。

石口直選手(昨年8月)

◇目標はプロリーグ入り
 年長児からバスケットボールを始め、大町小時代はミニバスチーム「上越ジョーズ」に所属。城北中では同チームの中学チームでプレーした。上越ジョーズの先輩でU―19の日本代表にもなった東海大諏訪高出身の高原伊吹選手(現・近畿大3年、城東中出)にも憧れ、同校に進学した。
 代表候補に選ばれた昨年8月の取材では「アジアで1位になること」を目標に挙げていた。将来の目標はバスケのプロリーグ、Bリーグの選手で、「ゲームメーク能力を磨いていきたい」と課題を見据えている。
 小学校時代に指導した上越ジョーズの武田耕司さん(67)は「外国勢を相手にいろいろな経験を積み、さらに成長してほしい」と期待している。
 本県関係では、武藤俊太朗選手(開志国際高3年)も入った。

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