食材費増分を負担 学校給食費軽減策で 糸魚川市

 糸魚川市は、原油高や物価高騰に対する支援事業として学校給食費の軽減を図る。
 給食食材価格も値上がりしていることから、市内の全小中学校、特別支援学校に通う児童生徒分を対象に、食材購入費の増額分を市が負担する。20日の市議会総務文教常任委員会でこども課が報告した。
 同課の報告によると、保護者負担を増やさずに、これまで通りの栄養バランスや量を保った給食を提供するためとしている。事業費は食材費の価格がこれまでに比べて値上がりした金額を見込む。財源は新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を充てる。
 23日の6月定例会最終日本会議で補正予算案として追加提案する。

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