3年ぶり横須賀で海自サマーフェスタ 最大規模の基地開放、8月6日開催 ヘリや陸自車両展示も計画

サマーフェスタで一般展示も検討されている海自潜水艦

 海上自衛隊は8月6日、横須賀基地(神奈川県横須賀市)の一般開放「サマーフェスタ」を3年ぶりに開催する。護衛艦や潜水艦の展示などを検討している。

 海自の基地開放としては最大規模で、入隊希望者に仕事を理解してもらう狙いもある。例年8月上旬に行い、9千人ほどが集まる人気イベントだったが、コロナ禍で2020年から中止してきた。

 感染状況も収束しつつある状況を踏まえ、今年はヘリコプターや陸自車両の展示も計画。県に感染防止安全計画を提出し、食事や飲酒は禁止するほか、全国的に感染が拡大した場合は中止などを検討する。

 横須賀地方総監部は「3年ぶりの一般開放なのでぜひ来てほしい」と呼びかけている。基地内は日陰が少ないこともあり、日傘や帽子の持参など熱中症対策も合わせて注意喚起する。

 入場無料。午前9時~午後4時(最終入場は同3時半)。事前予約不要。

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