酔って男性殴り軽傷負わす 横浜市、消防司令補を懲戒処分

横浜消防(資料写真)

 横浜市消防局は24日、傷害容疑で書類送検され、不起訴となった救急部救急課の男性消防司令補(33)を停職2カ月の懲戒処分にした、と発表した。

 同局によると、消防司令補は3月11日午前4時ごろ、同市戸塚区の飲食店で男性客の頭を殴り、軽傷を負わせたとして5月2日に書類送検され、同12日に不起訴処分となった。

 消防司令補は当時酒に酔っており、飲食店のトイレのドアを壊して立ち去ろうとしたところ、男性客に止められ、振り払おうとしたという。男性客と店とは示談が成立している。

 平中隆消防局長は「市民の信頼を大きく損ねたことをおわび申し上げる。不祥事の再発防止に組織を挙げてしっかりと取り組む」とコメントした。

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