長崎市新地町の長崎みなとメディカルセンターに24日、参院選の期日前投票所が開設された。県選管によると、病院への設置は県内初で、全国的にも珍しい。26日まで。
人が多く集まり、投票率アップが見込めるとして試験的に設置。患者や付添人、医療従事者らの利用を想定している。同病院によると、1日当たりの外来患者数は約500人、病院スタッフは約千人。
正面玄関そばの会議室に投票箱が置かれ、朝から有権者が1票を投じていた。診察帰りという長崎市かき道4丁目の自営業男性（70）は「はがき（投票所入場券）で知り、開設日に診察だったからちょうど良いと思った。便利」と話した。
同投票所の開設時間は午前9時～午後6時。
