アトランタ凱旋のフリーマンが涙 試合はドジャースが先行逃げ切り

【ドジャース4-1ブレーブス】@トゥルイスト・パーク

今季FAでドジャースに加入したフレディ・フリーマンが移籍後初めてアトランタの地でプレーした今日の試合。フリーマンにワールドシリーズ優勝リングを授与するセレモニーが行われ、アトランタのファンからの大歓声を浴びたフリーマンは目に涙を浮かべた。その感動的な試合を制したのは5回までに4点を先制したドジャース。先発のフリオ・ウリアスが5勝目(6敗)、5番手のクレイグ・キンブレルが13セーブ目を挙げ、ブレーブス先発のイアン・アンダーソンは4敗目(6勝)を喫した。

試合前のセレモニーで大歓声を浴びたフリーマンは、1回表の第1打席でもアトランタのファンからの大歓声で迎えられた。フリーマンの四球で無死1・2塁とチャンスを広げたドジャースは、ウィル・スミスのタイムリーとジャスティン・ターナーの犠飛で2点を先制。5回表にはトレイ・ターナーの10号ソロなどで2点を追加し、リードを4点に広げた。フリーマンは6回表の第4打席でライトへのヒットを放ち、2つの四球と合わせて3出塁の活躍。2度生還してチームの勝利に貢献した。

「この日をずっと楽しみにしていた」というフリーマンだが、アトランタを敵に回すことは「思っていたよりもずっと難しいことだった」という。「この街とこのチームを本当に愛していたんだ。どうやって(ブレーブスと戦う)この週末を乗り切ればいいのかわからないよ」とフリーマン。「早く(ブレーブスとの対戦が終わる翌日の)月曜日にならないかな」と本音をこぼした。

アトランタでの3連戦はあと2試合残っている。今日のように試合で活躍し、元気な姿を見せることがアトランタのファンへの一番の恩返しとなるはずだ。

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