新型コロナ マスクや会食について県の方針は? 大分

6月に入って感染者数が減少傾向にある新型コロナ。
県が28日に開いた対策会議では、屋外でのマスク着用について新たな方針が示されました。

広瀬知事
「屋外では原則着用の必要はありません」

県は、1日あたりの新規感染者数が減少していることや、2月7日に46・3%まで上昇していた病床使用率が緩やかに下がっていることを受け、感染状況を示すステージを「感染者が急激に増加し医療提供体制に支障」を表すステージ3から、「感染者が増加し医療への負担が蓄積」を表すステージ2へ引き下げると発表しました。

県内のステージが2になるのは1月19日以来およそ5か月ぶりです。

これまでは、「2メートル以内で会話をするとき以外はマスクの着用はしなくてもいい」とし、屋外でマスクを外すことに、積極的な呼び掛けはしていませんでしたが、これからは、屋外では原則マスクを外し熱中症対策をするように改めました。ただし、屋外でも2メートル以内で会話をするときはマスクの着用を求めています。

また会食については、席の移動を行わないことなどを条件に、原則4人以内という人数制限を、なくすと発表しました。

広瀬知事
「感染拡大の再発防止に努めながら経済社会の再活性化に努めていく」

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