供給予備率10%確保 「無理ない節電」継続 東北電力

 本県を含む東北電力管内は、30日も高温により冷房機器の稼働が増えると予想されるため、無理のない範囲での節電を呼び掛けている。
 同社は29日、電力使用のピークとなる30日午後4時30分から同5時にかけて、供給予備率10%を確保したと明らかにした。当初想定していた「予備率5%を切る事態」は回避された。
 東北電力によると、ピークと想定される時間帯の供給力は1358万キロワットで、需要は1229万キロワット。管内の供給予備率は10・5%となっている。
 新潟地方気象台によると、30日の上越は晴れ時々曇りで、予想される最高気温は35度。東北電力グループは消費者に対し「使用していない部屋や廊下の照明を消すなど、無理のない範囲での節電に協力をお願いしたい」と呼び掛けている。

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