6地点で最高気温40℃台を観測 猛暑日地点は今年最多に 夜も熱中症に注意 土日も関東中心に続く猛暑

1日(金)午後4時までの最高気温

 強烈な日差しと暑い空気の影響で、きょう1日(金)も東日本を中心に危険な暑さとなっている。午後4時までの最高気温は群馬県の桐生で40.4℃、群馬県の伊勢崎で40.3℃、山梨県の勝沼で40.2℃、埼玉県の鳩山で40.1℃、埼玉県の熊谷と岐阜県の多治見で40.0℃。そのほか関東や東海で39℃台が続出し、35℃以上の猛暑日地点は200を超えて今年最多となった。東京都心では37.0℃まで上がり、1週間連続の猛暑日となっている。

1日(金)午後6時と午後9時の予想気温分布

 このあと日が暮れても気温は下がりにくく、各地で熱帯夜となることが予想される。夜も熱中症になりやすくなるため、部屋の温度調整や、寝る前にコップ一杯の水を飲んでおくなど、対策が必要だ。

週末の天気と予想最高気温

 土日はきょうと比べると暑さは多少トーンダウンするものの、それでも関東周辺では猛暑が続く見通し。熊谷や前橋など、関東の内陸部では体温超えの暑さとなるため、引き続き、熱中症に警戒が必要だ。

(気象予報士・多胡安那)

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