横浜市瀬谷区の相鉄線三ツ境駅と長屋門公園とを結ぶ「長屋門プロムナード」(約1.4キロ)に灯籠を飾る「七夕灯籠祭り」が2、3の両日、開かれる。新型コロナウイルス禍の影響で、3年ぶりの開催とあって「コロナ禍で苦しんだ地域に癒やしを届けたい」と、灯籠を手作りしているボランティア団体も準備に余念がない。
長屋門公園を拠点に活動しているボランティア団体「おやじの広場」には約20人が在籍し、祭りのスタート当初から、灯籠を手作りしてきた。
今回は約900基を用意。周辺の小中学校や保育園、地域住民から募集した絵画約3600枚を、メンバーが灯籠の4面に丁寧に貼り付けていく。「3年ぶりだが、やり方は体が覚えている」と団体代表の矢崎照二さん(80)。2日で使用する約2千個のろうそくも手作りで準備した。