【横浜M】清水下しJ1通算500勝 史上2クラブ目、創設30周年に花

【横浜M―清水】後半、ハットトリックを決めた横浜Mのレオセアラ(中央左)=国立(立石 祐志写す)

 サッカーJ1の横浜F・マリノスは2日、東京・国立競技場で行われたリーグ第19節で清水エスパルスを5―3で下し、J1通算500勝を達成した。史上2チーム目の快挙で、クラブ創設30周年のシーズンに花を添えた。

 今季のリーグ戦最多となる5万6131人の観衆を集めた一戦は、マリノスがFW西村拓真のゴールで先制。その後は激しい点の取り合いとなったが、FWレオセアラがハットトリックの活躍でエスパルスを突き放した。

 マリノスは1993年、当時10チームでスタートしたリーグの発足当初から在籍。同年5月15日の開幕戦でヴェルディ川崎(現・東京ヴェルディ)を下して初勝利を挙げた。

 95年にリーグ初制覇を果たし、2003、04年には連覇を達成。19年に4度目の頂点に立った。J1通算1009試合で500勝176分け333敗。

 今季はここまで19試合を消化し、12勝4分け3敗の勝ち点40で首位をキープしている。

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