暑い季節のマストアイテム、クーラーボックス。その中でも小型タイプは、アウトドアから普段の買い物まで幅広いシーンで使えるため、ひとつ持っておくと非常に便利です。そこで今回は、小型のクーラーボックスの選び方と、ソフトタイプとハードタイプのおすすめをそれぞれ8点ずつ、合計16点をランキング形式でご紹介します!
レジャーやスポーツなど多様なシーンで活躍する小型クーラーボックス
夏のおでかけやレジャーには、小型のクーラーボックスが大活躍!
小型であるメリットは、気軽にどこにでも連れていけること。一見クーラーボックスに見えないバッグのような商品もあり、保冷機能に加えてデザイン性の高い商品も増えています。
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ここでは、持ち出しやすい15L以下のクーラーボックスを「小型」と定義してお話していきます。
小型のクーラーボックスの利用シーン
小型のクーラーボックスは、こんな場面で使えます!
【小型クーラーボックスの主な利用シーン】
- 釣り
- ピクニックや公園遊び
- ソロキャンプや車中泊
- お弁当の持ち運び
- 買い物
- サッカーなどの部活動
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サイズ違いのクーラーボックスをいくつか用意して使い分けている人もいるようです!
小型クーラーボックスの選び方のポイント
ランキングの前に、小型クーラーボックスを選ぶポイントを抑えておきましょう!
ポイント1:ソフト or ハード? 保冷力と携帯性に違いアリ
クーラーボックスは、ソフトタイプとハードタイプの2種類に分類されます。
ハードタイプ
ハードタイプは、硬い素材を使用したボックス型で、保冷力や耐久性に優れているのが特徴です。
中に入っている断熱材によって保冷力に差が出ることはありますが、ソフトクーラーと比べると保冷力は圧倒的に高くなるので、連泊や釣りで使用するならハードタイプが断然おすすめ!
イスやテーブルの代用品として使えるメリットもあります。
ソフトタイプ
ソフトタイプは、バッグのような柔らかな素材を使用しており、保冷力はハードタイプに劣ります。
軽量で女性にも持ち運びやすく、使用後はコンパクトに折り畳めるメリットがあるため、保冷力よりも使い勝手の良さを求める方におすすめです!
ハードタイプとソフトタイプのメリット&デメリットをまとめました。
- 断熱効果で保冷力あり!
- 耐久性◎
- テーブルやイスとして使える
- 重い
- かさばる
- 価格が高い
- 軽量
- 使わないときは折り畳める
- 価格が安い
- 保冷力が弱い
- 外からの衝撃に弱い
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筆者は、ハードとソフトを使い分けています!
- デイキャンプや買い物・・・ソフト
- キャンプ・・・キンキンに冷やしたいドリンクや翌日使う食材はハード、初日に使う食材はソフト
ぞれぞれのメリットデメリットを考慮しながら、場面ごとに使い分けると便利です♪
ポイント2:断熱材の素材をチェック
ハードタイプのクーラーボックスには断熱材が入っており、断熱材の種類によって保冷力の高さや価格に差が出ます。
主に使用される断熱材3種類の特徴を確認しましょう!
真空断熱パネル
最も保冷力に優れているのが真空断熱パネル。薄手でも高い保冷力を発揮するため、重量は重く、価格も他の断熱材と比較すると高価です。
発泡ウレタン
市場で最も流通しているのが発泡ウレタンです。真空断熱パネルほどの断熱性はないものの、数日のキャンプに対応可能。
そこそこの保冷力を持ちながら価格は抑えられており、バランスの良い断熱材と言えるでしょう。
発泡スチロール
発泡スチロールの保冷力はあまり期待できないため、日帰りのレジャーや、涼しい時期のキャンプなどでの使用に限られます。価格は抑えられるので、利用シーンによってはお得に活用できそう。
ポイント3:容量をチェック! 目的に合わせてサイズを選ぼう
続いて、サイズをチェックします。小さすぎても大きすぎても不便なので、必要量に応じて選びましょう!
【クーラーボックスに入る量の目安】
ポイント4:使い勝手をチェック! 開閉のしやすさや持ちやすさ
小型クーラーボックスは持ち運ぶ機会が多いので、持ち運びやすさもチェックしましょう!
例えば、ショルダーベルトが付いていたり、ハンドルが握りやすい形状だと便利です。
また、開閉のしやすさも注意したいですね。ワンアクションで開閉できるものや、ファスナーの滑りが良いものなどを選ぶと良いでしょう!
おすすめのクーラーボックスランキング!【ハード編】
それでは、ここからはクーラーボックスのランキングの発表です!
ストアレビュー高得点の商品をピックアップし、その口コミや評価をベースに、ハピキャン編集部の独断と偏見で順位付けしました。
それでは、ハードタイプからどうぞ!
【8位】ホールアース/MINI COOLER 6
まずは、ベージュとブラックのカラーがオシャレな『ホールアース(Whole Earth)/クーラーボックスMINI COOLER 6』。カラーは2色展開でオリーブもあり。
天板の裏側には缶を置けるくぼみが備わっており、反転させてテーブルとして使用できます。車中泊やピクニック、ソロキャンプなどの食事に役立ちそうです。
収納容量は、500mlのペットボトルが2本、350ml缶が6本程度。5Lのコンパクトサイズなので、ドリンク専用として使用するのがおすすめです!
【7位】ダイワ/スノーライン
クーラーボックスには珍しい縦型スリムな『ダイワ/スノーライン』。釣りメーカー大手ダイワが手掛けるコンパクトな軽量モデルです。
蓋には魚を投入できる小窓が付いており、冷気の漏れを最小限に抑えて冷たさをキープします。
縦型なので場所を取らず持ち運びやすいメリットがある反面、岩場などの平地でないところでは倒れやすいデメリットもあるので、釣り場によって使い分けると良さそうです!
【6位】キャプテンスタッグ/モンテ ハンディクーラー 13L
6位にはデザイン性に優れたクーラーボックス『キャプテンスタッグ/モンテ ハンディクーラー13L』がランクイン!
オシャレなキャンプサイトやピクニックにピッタリですね。蓋は取り外せる仕様なので、取り出しやすさが好評です。
ただし、持ち手が細いため持ち運ぶ際に手への負荷が大きく感じるとの口コミも……。
とはいえ、ホームパーティーでワインクーラーとして使用するなど、アウトドア以外にも幅広く活躍してくれるオシャレなクーラーボックスです。
【5位】スタンレー/クーラーボックス6.6L
キャンパーに大人気のスタンレーが5位にランクインしました!
『クーラーボックス 6.6L』は、ダブルウォール構造で高い保冷力とデザイン性を誇るクーラーボックス。
中にはお弁当入れとして使っている人もいて、炎天下の車の中に一日中置いておいても、帰宅時まで冷たさを保ってくれるとのこと!
蓋に付いているゴムには、水筒やレジャーシートなどを挟めるので持ち運びに便利。ゴムを取り外せば座ることも可能です。
スタンレーの製品は非常にタフでなので、長くお使いいただけますよ!
【4位】サンカ/バンセレーノ 7.6L
4位はコスパに優れた『サンカ/バンセレーノ 7.6L』!
保冷力はスタンレーに劣るものの、アウトドアに馴染みやすいデザイン性に加えて、取り外し可能な蓋、ワンプッシュ開閉、ショルダーベルトなど、使いやすい工夫がいっぱい!
これで2,310円はコスパ優秀としか言いようがありません。
500mlPET(縦置き) × 6本、350ml缶(縦置き) × 12本収納可能。とにかく安くクーラーボックスを買いたい!という方はチェックしてみる価値アリです。
【3位】シマノ/フィクセル ライト
3位は人気釣り具メーカー『シマノ』の軽量コンパクトなクーラーボックス『フィクセル ライト』。
実用的な軽さと保冷力を考慮して、断熱材には発泡ポリスチレンを採用。外気温31℃の環境で氷を23時間キープします。魚を入れるための小窓も付いており、冷気を逃がしません。
細菌の増殖を抑制して清潔な状態を保つ抗菌剤「ノバロン」によって、魚のニオイが残らず衛生的に使えます。
【2位】ダイワ/クールラインα3 SU1000X
続いても、釣り具メーカーの商品がランクイン!
2位は、『ダイワ/クルーラインα/α3』シリーズのリニューアルモデル『SU1000X』です。
『SU1000X』は、最も保冷力に優れた断熱材「真空パネル」を底一面に採用しています。他の面にはウレタンが使用され、保冷力重視の方にはピッタリ!
リブ構造を採用したタフなボディ、冷気を逃がさない小窓、取り外し可能な蓋。加えて、船の上での滑り防止のために「ふんばるまん」が搭載されており、保冷力と使い勝手において文句なしのクーラーボックスと言えるでしょう!
【1位】コールマン/エクスカーションクーラー16QT
1位はコールマンの定番モデル『エクスカーションクーラー16QT』です!
断熱材には発泡ウレタンを使用しているため、保冷力はそこそこ。容量もソロキャンプでの飲み物と食べ物を入れるには十分です。
蓋はテーブルとしても使用でき、見た目もオシャレですよね。そんなクーラーボックスが4,000円以下(Amazonでは3,000円を切ります!)で購入できるとは驚きです。
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これからキャンプを始める初心者の方にもおすすめしやすい、低価格で高品質なモデルが1位に選ばれました!
どのクーラーボックスも素晴らしいものばかり。それぞれの特徴を見比べて、合いそうなものを見つけてください。
おすすめのクーラーボックスランキング!【ソフト編】
続いて、ソフトタイプのランキングです!
【8位】キャプテンスタッグ/スーパーコールドクーラーバッグ
ソフトタイプの8位は『キャプテンスタッグ/スーパーコールドクーラーバッグ』。
補強板入りでしっかりと立ち上がるためテーブルとして利用できます。天板部分のくぼみは、ドリンクや小物置きとして使用可能です。
シンプルで高級感のあるデザインなのでタウンユースもOK!多様なシーンで活躍することでしょう。
【7位】BUNDOK(バンドック) /クーラー バッグ 10L
続いて、無骨系キャンパーに人気のバンドックから『クーラーバッグ10L』がランクイン!10Lの他にも、5L/20L/30Lとサイズ展開豊富なシリーズです。
外側のループには、ナイフやシェラカップを引っかけるなど使い方は無限大!キャンプ好きにはたまらないデザインですよね。
Amazonでは1,349円(2022年6月現在)で購入できますので、コスパ◎のカッコいいソフトクーラーが欲しい方はぜひチェックしてみてください!
【6位】コールマン/デイリークーラー 10L
6位は、2022年の新作『コールマン/デイリークーラー 10L』。クーラーボックスと同色のエコバッグ付きのお得なセットです。
500mlのペットボトルが11本入る10Lは、ピクニックやちょっとした買い物、部活動に便利なサイズ。
抗菌ライナーを採用しているので衛生的にお使いいただけます!
【5位】サーモス/ソフトクーラー REF-005
5位は夏のお弁当バッグにおすすめの『サーモス/ソフトクーラーRER‐005』。350ml缶が6本、500mlのペットボトルが4本入るサイズです。
5層断熱構造「アイソテック2」という技術により、高い保冷力を発揮!
保冷力はもとより、しっかりとした作りで満足してるというレビューが多数見受けられました。
【4位】DOD/ソフトくらこ
続いて4位は、薄型バッグタイプの『DOD/ソフトくらこ』です!アタッシュケースのようなデザインが個性的で目を引きますね。
固定用Dリングを使ってバイクの後ろに縛り付けられるので、ツーリングに最適!また、カラビナを使えばザックにも取り付けられます。
電車や自転車での移動時は、ショルダーベルトを活用してスマートに持ち運べます。ただし、他のソフトタイプのように折り畳みはできません。
【3位】デイリークーラートート 15L
3位には、毎日の買い物に使いやすい『コールマン/デイリークーラー 15L』がランクイン!2022年新商品です。
6位に登場した『デイリークーラー』同様、内部には抗菌ライナーが採用され、衛生的に使用できるクーラーバッグです。
バッグと同色のエコバッグが付属しているので、スーパーでの買い物はこのセットを持っていけばバッチリ!ピクニックや部活動、運動会にもおすすめです。
【2位】ダイワ(DAIWA) ソフトクールEX 1500(2022年モデル)
2位は、本気で冷却したい人におすすめの『ダイワ/ソフトクールEZ 1500』です!
2022年のリニューアルモデルは断熱材が強化され、発泡ポリエチレンに発泡ウレタンが加わりました。
7層断熱構造や厚底断熱材を採用し、高い保冷力を発揮します!
『ソフトクールEZ』シリーズは、800(8L)、1500(15L)、2600(26L)、4500(45L)の4サイズ。カラーはモカ、マスタード、ブリックの3色展開で、どの色味もとってもオシャレなのでキャンパーも要チェックです!
【1位】ロゴス/ハイパー氷点下クーラー
ソフトタイプの第1位は、『ロゴス/ハイパー氷点下クーラー』です!
ロゴスの保冷剤『氷点下パック』を使用すると、13時間もアイスクリームを保存できる実力派。ビールをキンキンに冷やしたい人にはうってつけのクーラーボックスなんです。
外面はシェルプロテクト構造になっており、衝撃を吸収して割れやすい瓶類や柔らかい食材を守ってくれます。
容量12LのMサイズには、350ml缶が16本入ります。ソロキャンパーなら、ドリンクと食材を入れられるサイズです。
▼ファミリー向けのLサイズをレビューしています!『ハイパー氷点下クーラー』が気になった方は参考にしてみてください。
小型クーラーボックスで日々の生活やアウトドアを快適に!
ソフトとハード、2タイプの小型クーラーボックスを16商品ご紹介しました。
どのクーラーボックスも評価の高い人気商品なので、容量や保冷力といった選び方を参考に、ご自身にぴったりなクーラーボックスをお選びくださいね。
これからの暑い季節をクーラーボックスと一緒に乗り越えていきましょう!