レイズがブルージェイズ5連戦に勝ち越し 5回表に一挙6得点

【レイズ7-3ブルージェイズ】@ロジャース・センター

前日のダブルヘッダーに連勝したレイズは、1対1の同点で迎えた5回表に一挙6得点のビッグイニングで勝ち越しに成功。7対3でブルージェイズに勝利し、ダブルヘッダーを含む変則の5連戦を3勝2敗の勝ち越しで終えた。レイズ先発のシェーン・バズは6回7安打1失点で今季初勝利(1敗)、4番手のジェイソン・アダムは3セーブ目をマーク。ブルージェイズ先発のロス・ストリップリングに3敗目(4勝)が記録された。

初回に1点を先制したレイズは、3回裏にブラディミール・ゲレーロJr.のタイムリーで同点に追いつかれたものの、5回表に打線が爆発。一死2塁からヤンディ・ディアスのタイムリーで勝ち越しに成功すると、ハロルド・ラミレスの4号2ラン、崔志萬(チェ・ジマン)の7号ソロと二者連続アーチが飛び出し、さらにランディ・アロザレーナも8号2ランを放ち、一挙6得点のビッグイニングを作った。

今季5度目の先発登板となった有望株・バズは6回94球を投げて被安打7、奪三振7、与四球2、失点1の好投を披露。リリーフ陣が8回裏にマット・チャップマンの犠飛、9回裏にゲレーロJr.のタイムリー二塁打で1点ずつを失ったが、9回裏一死満塁のピンチで登板した4番手のアダムがルルデス・グリエルJr.とアレハンドロ・カークを二者連続三振に仕留める好リリーフで試合を締めくくった。なお、レイズはアメリカン・リーグ東部地区4位ながらワイルドカード獲得圏内をキープしている。

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