常習賭博疑いの男3人逮捕 横浜・中区の店でパチスロ機使用 県警

 県警生活保安課と伊勢佐木署は4日、常習賭博の疑いで、横浜市南区日枝町1丁目、自称自営業の男(47)ら3人を逮捕した。

 ほかに逮捕されたのは、同市磯子区磯子7丁目、自称自営業の男(43)と東京都町田市、会社員の男(41)。

 逮捕容疑は、30歳と24歳の従業員の男2人=ともに常習賭博罪で起訴=らと共謀して6月6日午後7時半ごろ、横浜市中区長者町8丁目の雑居ビル4階の賭博店「アカ」で、顧客1人にパチスロ機を使用した賭博をさせた、としている。

 調べに対し、47歳の男は容疑を認め、「私が責任者です」と供述し、ほか2人は「関係ない」「全く身に覚えがない」などと容疑を否認している。

 2020年11月に情報提供を受けた県警が内偵捜査を進め、営業時間外に3人が同店を出入りしているのを確認していた。押収した資料などから、県警は同店が昨年6月から1年間で約1億2千万円を売り上げていたとみて調べる。

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