花角英世県知事と上越地域3市長との懇談会が4日、上越市仲町3の宇喜世で開かれた。
県内各地域の現状と課題を共有する「知事と市町村長との懇談会」の一環。県内をブロックに分け、花角知事が巡回している。上越地域では前回、昨年8月に妙高市で開かれている。
花角知事は冒頭のあいさつで、「顔を合わせての懇談だからこそ、(地域課題)解決の糸口を見つけられる。昨年の課題を振り返り、今まさに抱える課題の話を聞き、少しでも前に向かせるよう考えていきたい」と述べた。
この後は非公開で進行。終了後、花角知事と3市長が報道陣の質問に答えた。
初参加となる中川幹太上越市長は広域連携による観光振興、入村明妙高市長はゼロカーボン社会の実現に向けた取り組み、米田徹糸魚川市長は医師不足などによる地域医療の維持を議題として提起。3市長とも、課題を共有できたことを成果に挙げていた。