新型コロナウイルス感染症を巡り、神奈川県内で6日、90代女性の死亡と、10歳未満～90代の男女3038人の感染が新たに確認された。1日の新規感染者数が3千人を超えるのは約2カ月半ぶり。20日連続で前週の同じ曜日を上回った。
横浜市は90代女性の死亡を発表。クラスター（感染者集団）が発生した市内の特別養護老人ホームの入所者で、6月15日に陽性が判明し、同月21日に右足部壊疽（えそ）で亡くなった。基礎疾患があり、ワクチンは3回接種済みだった。同施設では職員3人を含む8人の感染が確認されており、死者は初めてという。
同市は新たに市内3施設をクラスターと認定した。通所介護施設で職員2人を含む計6人、障害者通所施設で職員3人を含む計6人、老人保健施設で職員2人を含む計5人の陽性がそれぞれ判明した。
県は新たに123人が自主療養したと発表した。自主療養の累計は2万7744人になった。
