由布市湯布院町塚原地区のメガソーラー建設に反対する地元の団体が、市に要望書を提出しました。
塚原地区のメガソーラー建設を巡っては、景観が壊れることや災害の危険性を指摘して、地元住民らが反対してきましたが、2021年2月に県が開発を許可し、工事が進められています。
7日は、湯布院塚原高原観光協会など3つの団体が連名で、相馬尊重市長に要望書を提出しました。
要望書では、地質調査の説明や、地盤改良の安全性をきちんと示すこと。自然環境対策や、水質調査を業者ではなく市が行うことなどを求めています。そして、安全面などを確認するため、3団体のメンバーが市の職員とともに、現場の立ち会いができるよう求めています。
湯布院塚原高原観光協会 新川純司会長
「一番の不安はやはり自然災害に対する不安です。世の中でたくさんの自然災害が起きている中、塚原だけが特別だとはどうしても考えにくいと思っていて、納得がいく説明をしていただきたい」
要望を提出した3団体は、7月31日までの回答を由布市に求めています。